2013年04月26日
GRD4から「GR」への変化
・撮像素子の変更
これまでのGRDと「GR」の一番の違いが撮像素子。
撮像素子は1/1.7型1040万画素からAPS-C1620万画素に変更された。
撮像素子の面積は10倍近く大きくなる。
これにより感度は最高ISO25600に引き上げられた。
・レンズの変更
撮像素子に合わせ、レンズは6.0mm f1.9から18.3mm f2.8に変更。
AF駆動時にレンズ全体の長さが変わらないインナーフォーカス方式に変更。
・AFの高速化
レンズの小型化、インナーフォーカス化によりAFを高速化
さらに沈胴駆動用・AF起動用モーターを別々にすることで起動時のレンズ収縮もより高速に。
・最短撮影距離は10センチに
GRDシリーズのレンズ前から1センチだった最短撮影距離はレンズ前から10センチに変更。
(GXR A12 28mmは20センチ)
・NDフィルターの内蔵
NDフィルターが内蔵されたことで、明るいところでもできるだけ絞りを開けて撮影することが可能に。
NDフィルターの使用はオート・手動が選べる。
何段程度減感されるのかは不明。
・画像処理エンジンの変更
新開発のGR ENGINE Vに変更。色飽和が起こりにくくなるらしい。
・ボディサイズの変更
撮像素子の大型化に伴いボディが若干大きくなった。
約117.0(幅)×61.0(高)×34.7(厚)mm(操作部材、突起部を除く)
フィルムカメラ、GR1とほぼ同じサイズに。
GRD4は108.6mm(幅)×59.8mm(高)×32.5mm(厚)で、「GR」はGRD4よりも幅が8mm、高さは1mm、厚みは2mm大きくなる。
重量は190gから215gに増加。
公式サイトによれば、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したカメラにおいて世界最小・最軽量。2013年3月1日現在
・ボタン類の変更
側面にEffectボタンの追加。
ハイコントラスト白黒、ブリーチバイパスなどの画像エフェクトの呼び出しとして使える。
エフェクトにはレトロ、ハイキー、ミニチュアライズを追加。
Effectボタンは設定を変更することでFn3(ファンクションキー)としても使える。
これまで再生ボタンがあった位置に、AEL・AFL、C-AFレバーを新たに設置。
・ボディ内RAW現像が可能に
撮影したRAWファイルをボディでJpegへの現像が可能。
ボディ内現像では画像エフェクトの使用も可能。
ローパスフィルターレスのため、撮影後に色モアレ補正が可能に。
・Eye-Fiに対応
X2シリーズ動作確認済み。
但しエンドレスモードには未対応
・TAvモード追加
ペンタックスが採用しているシャッター& 絞り優先モード。
・USB充電が可能になり充電器は別売りに
バッテリーはGRD4と共通のDB-65だが、充電器は別売りに。
バッテリーは共通だが乾電池、DB-60(GRD3までの付属電池)は使えなくなった。
・RAW現像ソフトが付属
RAW現像用として「SILKYPIX Developer Studio 3.0 LE for PENTAX RICOH IMAGING」が付属する。
詳しくは公式サイトのGR, GR DIGITAL IV, GXR - GR LENS A12 28mm の違いについて教えてください、よくあるご質問を。
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